理事長ご挨拶

 JWセンターは、1988年に設立され、今年で38年になります。設立当初は、産業廃棄物処理業の許可に係る講習会を実施することを主たる業務とし、廃棄物処理法が求める適正処理に必要な知識や技術を産業廃棄物処理業の方に提供し、また、排出事業者の方にも廃棄物の適正な取り扱いをご理解いただくために講習会や研修会を全国で開催してきました。廃棄物処理法や関連規則の頻繁な改正や廃棄物を取り巻く状況の変化に適切に対応するため、テキストを毎年改定し、最新の情報を提供することに努めてきました。昨年度は5.2万人以上の方にご利用いただいています。

 1998年に適正処理のいっそうの確保と利便性の向上のため、それまでの紙マニフェストに加えて電子マニフェストが導入されました。JWセンターは、電子マニフェストの情報処理センターに指定され、以来、電子マニフェストの運営を担っています。電子マニフェストの利用は年々増加し、昨年度は4,700万件以上のマニフェストが登録されています。

 2025年には、社会全体での廃棄物の資源循環を促進する施策の一環として、産業廃棄物処理法の規則が改正され、2027年4月から処分に係る情報を電子マニフェストに登録することが義務となります。JWセンターは、登録された再生資源に係る情報を利活用することにより、動静脈連携を進めています。

 これら3つの主力事業を支え発展させるために、産業廃棄物の適正処理や資源循環に係る調査研究、国際協力、情報セキュリティ、広報・啓発などにも精力的に取り組んでいます。

 JWセンターは設立以来、皆様のご支援により順調に活動を発展させてきました。これからも、社会や時代の要請に応えて、産業廃棄物の適正処理と資源循環の推進に資する事業をさらに充実させてまいります。

2026年4月
公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター
理事長 関 荘一郎

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