Web-EDI機能

Web-EDI機能の概要

Web-EDI機能は、Web方式と同じ利用環境で、ファイルの送受信によりマニフェスト登録、照会等を行う仕組みです。既存のEDI方式と違い、サーバーや通信ソフトも不要で、簡単に利用できます。特に、一度に300件までの多量のデータの登録を行いたい場合に有効です。

インターネット網を利用した新EDIシステム
※赤い矢印がWeb-EDI機能におけるデータの流れ

Web-EDI機能とWeb方式、EDI方式との比較表

Web-EDI機能 EDI方式(自社) Web方式
安定的に一度に登録(報告)できる
マニフェスト件数の目安
50~200件
(最大300件)
200件以上
(最大300件)
50件
(最大100件)
導入の容易性 ×
タイムアウトの発生 発生しにくい 発生しにくい 多量の件数を送信すると
発生しやすい

運用開始日

平成26年6月12日

ご利用にあたっての前提条件

  1. PCの利用環境は、電子マニフェストのWeb方式に準拠します。利用環境詳細は、下記をご参照ください。
  2. Web-EDI機能は、Java Web Startの技術を用いてファイル送受信をしています。
    Java Web Startの技術を提供しているオラクル社の「Java8」またはオラクル社以外の無償「Java8」(Eclipse Temurin + IcedTea-Web)をインストールする必要があります。

    どちらのJavaもご利用の際は使用許諾契約の解釈/取扱いにご注意ください。
    電子マニフェストセンターでは、Javaに関する使用許諾契約、プログラム等に関するご質問への回答は控えさせていただきます。損害や訴訟等の責任を負うことはできません。連帯としての責任及び訴訟も負いません。Javaの取扱いにつきましては、全て利用者の判断かつ責任でご利用ください。

    【オラクル社が提供する「Java8」(Java SE 8 (8u211 以降))を使用する場合】
    オラクル社の有償のライセンス(Java SE Universal Subscription)を個別に購入いただく必要があります。ライセンスの購入については、オラクル社から利用者ご自身で購入してください。
    ライセンスの購入方法についてはオラクル社へ直接お問合せください。ライセンス購入後、電子マニフェストセンターへWeb-EDI機能の利用申込をしてください。

    【オラクル社以外の無償「Java8」(Eclipse Temurin + IcedTea-Web)を使用する場合】
    ※※重要事項※※
    無償「Java8」(Eclipse Temurin + IcedTea-Web)を利用する場合、脆弱性や不具合のリスクがある場合があります。前述のとおり、全て利用者の判断かつ責任でご利用ください。
    ・Eclipse Temurin は、Eclipse Adoptiumコミュニティが提供するOpenJDKです。
    ・OpenJDKは、オープンソースのJava 開発環境です。
    ・IcedTea-Webは、オープンソースソフトウェアです。

    なお、オラクル社による「Java8」の有償延長サポートについては、現在のところ2030年12月までとなっておりますので、Web-EDI機能のサービスについても有償サポート期間終了以降についてはサービスを終了することも検討しております。また、有償サポート期間終了以前に別技術への移行を行う場合もあります。
  3. 電子マニフェストセンターへの利用申込が必要です。利用方法については下記をご参照ください。
  4. Web-EDI機能の仕様(データフォーマット等)はEDI方式接続仕様書をご参照してください。
  5. 加入者がJWNETにログインしている間にファイルの送受信が行われます。

提供機能

Web-EDI機能では、下記の機能を提供します。

  1. マニフェスト情報(「予約情報」を含む。以下同じ。)の登録、マニフェスト情報の修正、マニフェスト情報の取消
  2. 運搬終了報告、運搬終了報告の修正、運搬終了報告の取消
  3. 処分終了報告、処分終了報告の修正、処分終了報告の取消
  4. 最終処分終了報告、最終処分終了報告の取消
  5. マニフェスト情報の照会

メリット

EDI方式と同様Web-EDI機能も加入者の自由な設計によりシステムを構築できます。また、EDI方式の特徴を順守しています。

多量のマニフェスト情報の送受信が可能

加入者のPCに作成される送受信BOX(フォルダ)で、自動的にファイルの送受信が行われます。

Web方式と併用利用が可能

多量のマニフェストの登録や多量の運搬報告、処分報告をWeb-EDI機能で行うことができます。また、少量のマニフェストの登録・報告等は、Web方式で処理できます。

一括処理方式によるマニフェスト情報の登録・報告が可能

多量のマニフェスト情報を一括して簡単に登録することができます。

Web-EDI機能 運用例(社内システムとの連携)

Web-EDI機能運用例

    1. 社内システムから仕様書に定義された送信データを作成し、送受信BOXに格納します。
      <送信データ サンプル>(マニフェスト情報の登録)
      EDI方式(データ交換) 詳細イメージ
    2. 加入者のPCと情報処理センターが自動的に送受信処理を行います。
    3. 結果データを社内システムに取り込むことができます。
      <結果データ サンプル>(マニフェスト情報の登録結果)
      EDI方式(データ交換) 詳細イメージ

利用環境

以下の環境でWeb-EDI機能をご利用いただけます。利用環境は、JWNETで動作確認を行った環境となります。

OS ブラウザ
Windows10、11 Microsoft Edge バージョン: 117.0.2045.55
Google Chrome バージョン: 117.0.5938.134
Firefox ESR バージョン: 115.3.1esr
Java バージョン
オラクル社提供Java Oracle Javaバージョン: Version 8 Update 391
※Oracle Java SE 8 (8u211 以降)
オラクル社以外の無償Java Eclipse Temurin バージョン: jdk8u392-b08
IcedTea-Web バージョン: 1.8

利用料金

電子マニフェストシステムの利用料金に準拠

利用細則・各種申込様式

Web-EDI機能利用細則(平成31年4月1日改正)

Web-EDI機能の運用にかかわる事項は、Web-EDI機能利用細則に定められています。各種申込み様式と合わせてご一読ください。

各種申込み様式

送付先

〒110-0005
東京都台東区上野三丁目24番6号 上野フロンティアタワー13階
公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター  
電子マニフェストセンター 情報サービス部 宛

運用開始までの流れ

Web-EDI機能運用開始までの流れ

Web-EDI機能の運用開始までの流れはこちらご一読ください。

Web-EDI機能お問い合わせ

Web-EDI機能-照会回答票

Web-EDI機能に関するお問い合わせは、本「照会票(雛形)」に記述し、 電子メール(EDIサポート: edi-support@jwnet.or.jp)に送信してください。
電話での問い合わせには対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。

ページトップへ